日本国の規制緩和によって
1994年に酒税法改正で最低製造数量を年2000キロリットルから年60キロリットルへと緩和し
地ビールが解禁されました
結果、地ビールブームが起こりましたが、1999年頃をピークにブルワリー数へ減少していき
ブームは衰退していき一過性のものとなります
が、しかし...
「オイシイモノ」「ホンモノ」は人気を継続して徐々に再ブームが起こってきます。
マイナスなイメージの「地ビール」というネーミングも「クラフトビール」という呼び方に変わり
クラフトブルワリーの数も3年前の約1.5倍に増加し、2019年4月時点で381社(※1)となっております
(※1)キリンビールの調査
こういった背景の中、ロンドン生まれの廃棄されるパンを使った「トースト」エールビールが話題となり
ニューヨークに進出し、「クラフトビール」の新たな広がりを見せていきました。
で今回のニュースが飛び込んできたので、思わず記事にしました。
日本では、まだまだ馴染みのないパンクラフトビールですが、これから徐々に拡がっていきそうな予感を感じます。
(以下プレスリリースより抜粋)
売れ残りパンを使って地球を救う?!シンガポール発クラフトビールが日本初上陸!
【シンガポール発・売れ残りパンで作ったクラフトビール】
世界の食品ロスは年間13億トン、そのうち年間90万トンものパンが廃棄されていると言われています。
この余剰生産されたパンに注目したのが、元シンガポール海軍のTravin Singh。
シンガポールのカフェやベーカリーから売れ残りのパンや、生産過程で発生したパン屑を回収してビール製造を開始し、2019年にビールブランド「CRUST」を創設しました。
そして2019年9月のリリースから、わずか1年で344kgの廃棄パン削減を達成、5,982ℓのビール製造販売に成功。この成功をシンガポールだけではなく、アジア全体にも広めていきたいと考え、2020年に株式会社CRUST JAPANを創設し、日本での本格的な市場展開を始めます。
今回、日本で発売が決定したのは、売れ残りのパンで製造したCRUSTの代名詞ともいえるクラフトビール「CRUST」に加え、とある余剰食材で製造した炭酸飲料「CROP」をリリース予定(詳細、近日公開予定)。
両商品は2020年12月末~2021年1月の間に正式提供販売を予定しております。
【CRUSTとは?】(URL:https://www.crustbrewing.com/)
世界で年間90万トンも廃棄されるパンを削減するため、2019年4月にシンガポールで発足したビールブルワリー「CRUST」。2019年9月のリリースから、わずか1年で344kgの廃棄パン削減を達成し、5982ℓのビール製造販売に成功。
元シンガポール海軍であり、一時は保険会社でファイナンシャルアドバイザーを務めていたCEOのTravin Singhは、自身のチームと手探りで築き上げた成功体験を、シンガポールだけではなく、日本・アジアに広めていきたいと考え、2020年に日本進出を決断。
本社のあるシンガポールでは、廃棄されるフルーツを使ったビールも販売しており、アジアならではの余剰食材を使った独自のビール開発・研究を進めている。
Travin Singhは、日本及びアジア拡大において「地元の食材を使って、地元の人に喜んでもらえるオリジナル溢れるビールを作っていきたい」と語っており、CRUSTは現在、日本財団が主催するImpacTech Social Change Makers Programに参加し、日本市場での展開準備を進めている。
Comments